肩、首、頭部集中コース
- Ippei Hata
- 2020年7月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年9月18日
今日私たちの仕事、生活にパソコンや、タブレット、スマートフォンなどは無くてはならないものになっています。
一般的にその使用時間は、パソコンで1日平均3.5時間、スマートフォンで1時間というデータもあるそうです。
このような生活が体に及ぼす影響を考えてみます。
パソコンを使うとモニターを見るために頭部が前に出ており、キーボードやマウスを使うため、肩も前に出ており猫背、巻肩になっている姿勢になっている。
スマートフォンやタブレットなど小さな画面で文字を見たり、常にモニターからの光を目に受けている状態になっている。
頸が痛い、肩が凝る、目が疲れるなどの症状は、多かれ少なかれ感じていらっしゃる方は多いかと思います。酷い場合は頭や、上を向いて痛い、肩や背中が痺れるなどの症状が出る方もいらっしゃるかも知れません。
頸椎からは、後頭部に向かう神経、首背中に向かう神経、肩や腕に向かう神経、血管などがたくさん出ています。
おもに後頭部に向かう神経は上位の頚椎の間から上へと向かいます。
肩や腕に向かう神経は下位の頚椎から下へと向かいます。
神経や血管の出どころである、頚椎の隙間が狭くなってしまっていたり(神経根)頭蓋骨に空いている穴を通ったりするときに、何かしらに邪魔されて通りが悪くなる。。。
もしくは筋肉や筋膜の隙間を通るときに締め付けられる。。。
神経や血管を取り囲む脂肪などのクッションになる組織が固くなる。。。
こういう状態になると、痛みが出たり、痺れたり、冷えたり、動きが悪くなったりということがおこります。
神経や血管は伸縮性があり、移動します。そうしないと腕とかを曲げ伸ばししたときに長さが変わるのに対応できないからです。
神経や血管の通る場所は大体きまっていますが、筋肉や筋膜が硬くなって押し付けられていたり、引っ張られてずれていたりした場合、マッサージで筋肉をほぐしたり、筋膜を整える事が有効です。
神経根なら頸椎の牽引をして関節の隙間をひろげたり、骨の向きを真っ直ぐになるように調整してあげる必要があると思います。
テレワークなどで以前よりパソコン仕事が増えたり、作業環境が変わって姿勢が悪くなっていたりと、知らずしらずのうちに肩や首に負担がかかっていたり、目を酷使したりされることがあるかもしれません。お心当たりのある方、ぜひお試しください。

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